【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設を選ぶ理由

在宅ケアマネさん
ご家族へ特養を進める時、家の近くや費用ぐらいしか提案できる材料がないんですが、他に特養を選ぶポイントみたいなのってあるんですか?あったら教えてほしいんです。
生活相談員
場所が限定されてしまいますが、ユニット型を選ぶ場合はユニットケアリーダー研修の実地研修施設になっているところがおすすめです。もし、近くにその施設があれば必ず候補として入れた方が良いですよ。
在宅ケアマネさん
ユニットケアリーダー研修の実地研修施設ってどういうものなんですか?
生活相談員
ユニット型特養のモデル施設です。ユニットケアを伝える施設なので、周りの施設より個別ケアのレベルが高いと思います。
在宅ケアマネさん
なるほど! 一度調べてみます!!

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設を選ぶ理由

ユニット型指定介護老人福祉施設において配置を義務付けることとしたユニットごとの常勤のユニットリーダーについては、当面は、ユニットケアリーダー研修を受講した従業者(以下「研修受講者」という。)を各施設に二名以上配置する

引用:指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準について(平成一二年三月一七日)(老企第四三号)

とあるように、
厚労省の通知の中でユニット型特養では「ユニットケアリーダー研修」を受けた職員が2人以上いることが求められています。

このユニットリーダー研修とはいったいどんな研修なんでしょうか?

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修とは?

一般社団法人 日本ユニットケア推進センターが実施する「ユニットケア(個別ケア)」についての研修です。

この研修の中では約10名の入居者が住むユニットで、
入居者一人ひとりがこれまで自宅での暮らしを継続したものにするためにどのようなケアを行う必要があるのか。
また、どのようにユニットの雰囲気を作れば入居者が自宅で生活しているように安心して穏やかな生活を送ることができるか。
ということを座学実地研修で学びます。

上記の厚労省の通知にもあるように、ユニット型施設でユニットケアを行うためには、個別ケアの基礎となる「ユニットリーダー研修」を受講した職員が必要と義務付けるほど大切な研修となっています。

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設の役割

これからユニット型施設をオープンするところから、現在ユニット型施設を運営しているところまで、さまざまな施設で働くリーダークラス以上の職員がユニットリーダー研修を受講しています。そして、受講者が座学で学んだ知識自分の施設で活かすことができるように実地研修施設で直接確認し、実地研修施設の職員と共に自分の施設の課題を確認し、より良いケアができるように具体的なアドバイスをもらうことができます。

ユニットリーダー研修実地研修施設はより多くのユニット型施設がユニットケア(個別ケア)として、入居者一人ひとりに対しより良いケアが提供できるよう地域のユニット型特養をリードしていく役割を担っています。

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設のスゴイところ

どんな施設でも実地研修施設になれるわけではありません。

日本ユニットケア推進センターによる厳しい審査基準があり、その審査を通らなければ実地研修施設になることはできません。

例えば
施設の「理念」が全ての職員へ伝わり、その「理念」を理解し具体的なケアに結び付いているか』
から始まり、個別ケアの基本となる「24時間シート」(一人ひとりの入居者の24時間の基本的な生活パターン)が整えられ、その24時間シートが個別ニーズに沿ったものになっているか。
また、入居者の状況によって柔軟に勤務時間が調整できるようにシフトパターンを10種類以上用意し、就業規則に記載しているか。
さらに、プラスチックのコップや器ではなく、陶器などを使用しているかや、ユニット内に家庭で見られるような観賞用植物や生花等が飾られているかなど
100項目のチェック項目で70点以上高得点を取る必要があります。

このページでは表現しきれないほど、たくさんのチェック項目があり、厳しく評価されるためユニット型特養の中でも厳選された施設しか実地研修施設にはなれません。

そのため、実地研修施設として選ばれている施設は日本全国で70か所ほど。
私の住む大阪府内では3か所しかありません。(2019年時点)

老人ホーム探しで施設見学をする時は少し遠くても実地研修施設になっているところは見学に行った方が良いです。
距離的に別の施設になることがわかっていても必ず参考になります

「失敗しない老人ホームの探し方~たった2つのステップ~」でもお伝えしていますが、老人ホームを探す時は特養、有料老人ホームを複数の施設へ見学に行くこと納得してご家族の施設を選ぶことができるのでマストです。

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設はどこにある?

大阪にある実地研修施設は紹介しましたが、それ以外の都道府県にある実地研修施設は日本ユニットケア推進センターの実地研修施設紹介ページで確認してみてください。

▶日本ユニットケア推進センターの実地研修施設紹介ページ

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設へ必ず見学に行こう

くどいようですが、可能な限り実地研修施設へ施設見学に行くことをおすすめします。

私が介護職員として働いていた時にユニットリーダー研修を受けることができました。座学を受けて大きく感銘を受け、期待を持って実地研修施設で座学で学んだ内容を確認したのですが、さらに衝撃を受けたのを覚えています。

私が働く施設と比較すると「天と地の差」と言っても良いぐらい職員の方々の意識が違いましたし、そこで暮らされる入居者の方々穏やかな表情が違いました。

現場で働く職員が衝撃を受けるほど、実地研修施設で行われているユニットケア(個別ケア)は素晴らしいので、今読んでいただいている方には是非、実地研修施設へ見学に行ってもらいたいです。

施設見学に行く前に必要なこと

施設見学で何を確認するかを決めておく

いろいろな施設の情報を集め、これは絶対用意しておきましょう。

いざ見学に行って、ただ見てきただけではもったいないです。忙しい中休みの日に時間をつくって行くので、いっぱい質問してきましょう

▶「【特養入居までの手続きや流れ】失敗しない6つのステップ」

でも詳しくお伝えしているので、よかったらこちらもご確認ください。

 

【特養の探し方】ユニットリーダー研修実地研修施設を選ぶ理由:まとめ

今回はユニット型特養を選ぶに当たって、距離や金額以外のポイントを紹介しました。

私のサイトで度々お伝えしていることにはなりますが、老人ホームの探し方、選び方の基本

  • より多くの施設を知ること
  • 数ある老人ホームを知ることで、いろいろな施設の「良いところ」を知ること

そこから疑問点や確認したいことが出てきます。入居してから「そんなん聞いてなかった」と後悔しないためにより多くの情報を集めるようにしましょう。

お仕事をしながら老人ホームを探される方も多いと思いますので、手軽に情報を集められる介護施設検索サイトを使うのも一つの方法です。

私のおすすめは検索し易くまとめて資料請求ができる『LIFULL 介護』です。
自宅周辺にどんな施設があるのか探してみてください。

『LIFULL 介護』へはこちらから

 

ついでに見ておきたい関連記事

▶「失敗しない老人ホームの探し方~たった2つのステップ~」

▶「特養とはどんな施設?~サービス内容と料金の比較~」